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2015年10月 9日 (金)

一億総活躍社会に関してもう少し

 昨日書いた、『一億総活躍社会』について、もう少し考えてみた。このような状況を作るためには、人財の多様化に対応しないといけない。もう少し突っ込むと、従来の均一社会的発想から外れた、「使いにくい人」の活用も、しっかり考えていく必要がある。これは、エネルギーの喩で言えば、高い温度差の熱エネルギーを使う、通常の熱機関だけではなく、低い温度差からも熱を取り出す、ヒートポンプなどまで動員して、エネルギーを引き出すようなものである。

 これが実現するためには、このような「多様で分散した人財」を、上手く活用する仕組みが必要である。欧米流の発想で考えると、管理者の能力にこれがかかってくる。具体的には、仕事の割り振り、体制の構築などを考える管理業務と、それを実行するための各種作業者と言う形である。
 このような能力のある、本当の総合職・管理職を育成する。従来のような、均質な部下を求める。更にできるだけ有能な部下を求める。このような管理職は、時代遅れである。多様な部下の状況を考えて、適切に当てはめていく。そして、トラブルが送れば逐次修正していく。このような作業を通じて、組織としても成長していく。このような発想が必要である。

 一方、もう少し別の考え方もある。多くの人の善意と言うか、自主的な動きに任せる方向である。ボランティアの活動などが、その一例である。このような活動が成立するための条件は、自主的に活動できる、個々人または組織の能力が、ある程度の水準を維持していることと、彼ら全体が共用する情報の存在、さらにはそれを貫く、共有できる価値観のような物が必要である。鳥の群れが、一斉に方向を変えるように、方向付けをしっかりしないと個別の動きもできなくなる。

 なお、上記の2つの流れが共働することも、十分あり得る。先般の、大水害でも、初動の緊急対応として、消防・自衛隊そして警察などの組織だった動きが効果的に機能した。一方、その後の個別対応に関しては、ボランティアの活動が貢献している。このような、全体図を描くことは、政府などでももっと検討してほしいものである。

 さて、最後に大切なことは、貢献に対する評価の問題である。多様な形の貢献に対し、金銭と言う一面的なモノだけでは、足りないと思う。感謝等の効果も、きちんと考えていかないといけない。
 この点で考えると、今の日本の知識人には、余りにも非常識な人間がいる。災害派遣の自衛隊に、罵倒する、火山活動の危険な所に行っているのに、装甲車で行ったと非難する。このような言論人に対しては、厳しい対応も必要ではないかと思う。

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