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2015年10月25日 (日)

多面的な見方ができるのは自分で考えるから

 先般から、甘えと言う切り口から、わが国の「管理的親」に関して、少し議論してきた。これは、指導書通りにしか教えられない教師論ともつながってくる。
 ここでもう少し補足しておくと、NP(育成的親)-FC(自由な子供)の関係の場合、子供には甘えの感情も生じるが、感謝の感情も生まれている。つまり、双方向的に与えるものがある。感謝を受けることの大切さは、人間関係では重要な要素であるが、経済や経営の学問では、まだ十分に着目されていないように思う。

 さて、この話をもう一歩一般化してみよう。物理学を中心とする自然科学の世界では、
  「測れるものは測れ、測れないものは測れるようにしろ」
と言う考え方がある。現実に、ニュートン力学の成立には、ケプラーの天文学が寄与している。ケプラーは、チコブラーエの精密な観測の成果を踏まえている。

 さて、経済や経営では、この原則を適用すると、つまりは「金」と言うことになる。そこで、測定できない感謝と言うものが置き忘れている。または、強引に対価の支払に押し込まれている。このような切り捨てられた側面を、きちんと考えないといけない。

 この話に関連して、乙武―橋下対談が、Twitterで行われていた。
 http://togetter.com/li/890363
 つまり「ひとり親」の支援を、乙武側が議論しているが、それに対して橋下市長は、低所得者家族の支援が重要と言っている。これは、政策として、金銭的援助と言う形になるので、低所得者支援が大切で、ひとり親に限ることはないと言うのが、橋下市長の意見である。これに、乙武氏も同意している。
 しかし、「ひとり親」の苦労は、金銭的なものだけではない。子供の病気の時の対策、学校行事への対応など、多くの負担があり、時間的な制約などでの苦労、例え恵まれた職場であっても、同僚への負担など多くの問題がある。確かに橋下市長のtwitterには、この面への配慮も見えるが、政策としては金銭的になっている。 

 しかし、政策検討する場合には、このような多面的な考えも必要だと思う。

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