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2015年11月 3日 (火)

小保方晴子氏の博士号取り消しについて

 早稲田大学が、小保方晴子氏の博士論文の修正を認めず、博士号取り消しとなった。
 小保方氏のコメントは以下の通り。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151102-00003886-bengocom-soci
 一方、早稲田大学のコメントは
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151102-00000551-san-soci&pos=1
 である。

 さて、この結果であるが、ある程度予想された結果である。しかも、不幸なことに小保方氏はこの決定の本当の理由を、理解していないだろう。一方、早稲田大学の方にも、これをきちんと説明だけるだけの力があるか疑問である。
 私は、小保方氏の研究成果は、笹井マジックなどの大花火は別として、試験管レベルのある程度のモノは有ったと考えている。しかしながら、博士号と言う話では、別のものが絡んでくる。本来、博士号などの学位は、当人の能力に対して出す物である。つまり研究者としての能力に出す物である。そこでは、実験の手腕だけでなく、研究成果をまとめ論証する能力の検証が必要である。強靭な思考力を持っていることと言ってもよい。このような能力は、本来は、論文の中に全て表し評価すべきであるが、実際には難しい。そのため、大学院での研究姿勢や、学会での発表時の質疑状況を見て、学位を与えてよいか評価し、その上で研究成果を突き合わせて、学位授与に至るのである。
 小保方氏の色々な対応を見れば、残念ながらそのレベルに達しているとは、言い切れないものがある。失礼ながら、ユークリッド幾何学の段階から、論証と言うものについてしっかり学び直すべきではないかと思う。

 さて、小保方晴子氏が、もう一度研究者に戻る可能性はあるだろうか。私は、非常に細く険しい道だが存在すると思う。それは、もう一度理論的な勉強をやり直し、理論的な成果で学位請求を行うことである。STAPに関して、もう一度ゲノムのレベルで可能性を研究し、証明できればこれが一番である。
 この理由は、理論的成果は、多くの人が検証し、認めやすいからである。そして、論証過程が明確になれば、それだけ能力評価が確実になる。それだけの努力をすれば、もう一度研究者への復帰は可能だと思う。

 蛇足ながら、「がちがちの理論での成果なら学位を出せる」というのは、私がある大学の教授に言われた言葉である。自分では、年齢の問題や会社勤務の諸般の事情で、できなかったが、小保方晴子氏にはまだ若さがあるので再チャレンジを期待したい。

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コメント

お久しぶりです。
Inoueと申します。
質疑応答は
https://www.youtube.com/watch?v=FZZIGVMjUkM
https://www.youtube.com/watch?v=IHqZRYFFiWc
があり、要約は
http://togetter.com/li/895038
があるのですが、ここで問題なのは、
https://twitter.com/shima_usa96/status/661172756017377280
https://twitter.com/shima_usa96/status/661523937126256640
https://twitter.com/Yashiro_Y/status/661186143879196672
にあるように、例えば車の免許
http://d.hatena.ne.jp/next49/touch/20080116/p1
http://www.huffingtonpost.jp/2014/10/07/obokata-dr-deleted-waseda_n_5943886.html
[コメント、議論]
が不正なり、不備なりで取得されたとして、不正を行った当人だけの問題とするのか、それとも、それを形作ってしまった体質なり環境の問題はどうするのかの問題がこの対応ではうやむやになってしまうような気がするのですが。

Inoue様、お久しぶりです。
何時もありがとうございます。
この話、私も触りたくない気がして、逃げている傾向があります。
日本の大学・大学院に関しては、いくらでも言いたいことがありますから・・・
ただもう少し議論したいことがあるので、本文で書かせていただきます。

コメントありがとうございます。参考までに、
会見要旨
https://www.waseda.jp/top/news/34191
「課程博士における博士学位および博士学位論文の質向上のためのガイドライン」
https://www.waseda.jp/top/information/14763
論評記事
http://thepage.jp/detail/20151103-00000003-wordleaf?utm_expid=90592221-41.Kj6GNr4yTaqcgjuou4Yj9A.0
となっております。

Inoue様、資料ありがとうございます。
早稲田大学の対応も表面的なものですね。

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