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2015年12月27日 (日)

思いやりのある批判とない批判

 あるところで、育休についての議論で、育児の大変さを述べて、「仕事のほうが楽だ」という趣旨の発言をし、命を削るような仕事をしている人から、噛みつかれている場面を見た。また。共○党の市会議員が、自衛隊に対して「人殺し」というような言い方をしている場面もある。
 これらに共通していることは、相手の立場を思いやらない発言である。相手のしていることに対して、敬意を持ったうえでいう批判と、全否定をする批判の違いである。他人への思いやりというか、相手が人間であるということを考慮していないのではないかという、議論を時々見受ける。
 このような議論が出てきた一つの理由は、前にも書いたが「学問的な理論・手法による議論」が、強くなったからではないかと思う。学問的な議論では、ある種の理想化ということで、考慮しないものがあっても、自分の体系での厳密性を優先する。ここで、考え落ちたものに対する配慮があるのが、現実的な保守的な人であろう。しかし、理論論でいう人には、このような配慮に欠ける人がある。
 http://manabizz.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-4a66.html
 例えば、死刑廃止論の弁護士の弁護で、犯罪被害者の想いに逆らう様の言い方なども散見する。被害者の復讐権を法律で取り上げた意味など考慮せずに、死刑の残酷さだけを訴えている。また彼らは、裁判員にも負担を負わせる。このような自分の主張のために、他人の心への思いやりのない議論法が、多くなっているように思う。
 しかし、現実の人間関係では、やはり相手の立場を思いやることが重要である。これができることが、就活における一つの分かれ目だと思う。

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