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2016年1月21日 (木)

この国の経営者/管理職教育はどうなっている

 昨日書いたが、今色々と発生している事件の後ろには、知恵のない経営者という問題があるように思う。彼らの思考形態を図式化すると以下のようになる。

   

金儲け  =人件費削減、下請けいじめ
   体制づくり=員数合わせ
   改善   →丸投げによる下請け、または部下の仕事    

しかし、このような人たちに、

  「利益は自分で考えだして創出する」
  「お客様から、十分な対価を頂けるものを適切なコスト提供する」

という知恵を授けるとすれば、どうしたらよいだろう。単純に考えて、MBA(経営学修士)の講座を受けることが解決になるだろうか?
 私もMBA教材は、色々と呼んだ。そして、ケーススタディも少しは見せてもらった。その経験から、確かに役に立つことはある。会社勤めしてた時も、報告書の作成などに、MBA教材の手法を少し入れるだけで、かなり見やすくなった。このように考え方を整理し、表現するときにはこのような手法は役に立つ。また、ケーススタディの読み込みは、色々な発想のヒントになり、これも使える。つまり、一応、管理や経営ということが見えている人間には、役に立つ教材である。
 しかし、今回のバス会社や旅行会社の幹部に、MBA教材を教えたとしても、まともになるのだろうか?某産廃業者は、同志社大学に勉強に行けというのは、ブラックジョークでしかない。
 このような人たちは、元から資質の問題があるという議論もあるだろう。しかし、一般的に営利企業のあるべき姿について、総合的に教える場がないのではないかと思う。昔のマルクス主義教育の、搾取論はひどすぎたが、そのあとも会社のあるべき姿はおろか、成功例の解説が、経営学科や学部でも教わっていないのではないかと思う。
 確かに会社の全貌を教えることは難しい、しかしトヨタの「進化する官僚主義」では、いかに規則をきちんと作り、それを状況に合わせて進化させているか、そのような状況をきちんと教えていくことが重要だと思う。
 そのためには、大学なども、自分の経営がどのように行われているのか、きちんと公開して、世間の批判に耐えるようにしないといけない。先ほどのD大学のように、変な関連会社の寄付金で節税行為に加担をしている、などという疑いを受けるようでは、これも難しいのかもしれない。

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