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2016年2月17日 (水)

風通しの良い職場に関して

 「風通しの良い職場』が良いという話は、時々聞く。しかしこれがなぜ良いのか、本当の理由はわかっているのだろうか?
 一つの理由は、隠し事がないという意味である。T社などでもわかるように、粉飾決算をし散るような会社では、隠し事が多いであろう。これは確かに困ったものである。間違ったことをしていないから、公開する。これは一つの理由である。
 しかし、これだけで、議論を打ち切るのはもったいない。もっと本質的なものがある。それは、「権力の基盤に、隠し情報に頼る面がない」ということである。もっと言えば、部下と同じだけの情報を持っていながら、部下にはできないような洞察を持ち、判断できる能力を示すことができる者が上司になっている、と言うことである。
 これは、学校教育で例えるとわかりやすい。ある教師は、教員用の指導書に頼ってしか教育できない。教えていることの差別化は、教員用の指導書の情報を、生徒は知らないが、自分は知っているということである。一方、ある教師は、その教材範囲に関しては、自分で色々と調べ検討した経験がある。従って、指導書の情報などの隠し情報によらないでも、自分の力で生徒に優位さを示すことができる。
 会社経営や管理においても同じではないか?管理職だけが知っている情報によって、部下を抑えるようにする。これは、能力差を示せないからである。同じ情報で、どこまで深く考えて、しかも広い見識で検証する。このような能力差を示すことができれば、隠し情報に頼らずとも能力差を示し、部下を信伏させることができる。
 このような状況なら、風通しの良い職場と言えるのではないかと思う。

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