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2016年3月20日 (日)

自分で責任を取らないから陰謀論になる

 先日、あるところでWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)について知った。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0
 つまり、日本人の戦後の贖罪意識は、アメリカの陰謀という説である。
 この話は、戦後の日本を少しは経験した人間にとっては、ある程度は信じられそうな話でもある。しかし一方では、これに関して眉唾という感じもする。山本七平氏の一連の著作が描いているように、当時の日本人は、「自主的」に「軍部悪人説」などを受け入れたのである。なぜかというと、ある小学校教師親子の発言を聞いてほしい。

「お母さんは、戦争中は子供に対し『立派にお国のために戦え、死んで来い』と教えて、戦後は『平和が大切、アメリカ万歳』と教えることに抵抗はないの」
「そんなのお上から言われたとおり言っているだけだから、私には責任はない。悪いのはみんな軍部だ。」

このような調子で、軍部悪人説に走っていた。その結果としての平和憲法を、多くの人間は積極的に受け止めた。

 さて、現在はこの平和憲法の弊害もいろいろできている。朝鮮半島の国々から、勝手な領土境界線を引かれて、船を拿捕されたり、国内に侵入して拉致事件を起こしたりされている。このような国に対して、本来なら行える軍事的報復手段も持たない国である。戦争をしない国と、世界に誇れるという人もいるが、自国民を守れないだらしない国と、歴史上では評価される可能性もある。

 ここで、このような平和憲法国家を作ったことに関し、戦後の厭戦気分などで、多くの国民を動かした「空気」があった。これは、我が国の意思決定だと思う。しかし、そのことに関して、自分たちが選んだという責任を認めたくない人種もいる。このような人たちが、「アメリカ陰謀論」を担いでる人の中にもいるのではないかと思う。

 自分で考えて行動し、責任を取る人間は、簡単に
    「他人の陰謀に乗せられた」
とは言わないものである。

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