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2016年4月18日 (月)

日本の建前社会の歪

 先日からの地震の発生メカニズムについて、テレビなどでの説明を、たまったエネルギーの解放ということが基本ということで理解した。しかも今回の熊本地方では、活断層にいろいろなエネルギーがたまっており、それが他の地震の影響で逐次的に開放されているらしい。震源が10kmと比較的浅いため、影響が局所的になるが、伝搬するのがゆっくりなので、なかなか終息には至らない。自衛隊や消防などの体制が入っている前での、次の地震発生なので、これでも死傷者は少ないだろうが、まだまだ苦難の時である。

 さて、このような押さえつけられて、溜まってエネルギーの解放ということで、今の日本社会を考えてみた。現在の日本社会は、学校教育などが行き届き、学校的な価値観という比較的単位的な尺度による、「建前」で押さえつけている。この件に関しては、マスメディアなどの影響も大きい。
 しかし学校的な建前というものは、現実の複雑さに目を向けた、抽象的な理想社会で成立する話である。例えば、マスメディアが良く叫ぶ「報道の自由」の問題で、アメリカのマッカーシー旋風の共産主義排斥運動の報道規制の話がでる。これを、悪いことと一面的に話をするが、その前に
  『アメリカ政府の高官にソ連のスパイが入り込んでいた』
  『当時のスターリンはヒットラーに匹敵する危険人物であった』
という時代背景については触れていない。

 このような、現実から遊離した建前の圧力で抑え込んでいると、どこかで自分の経験により
  「違う!」
というエネルギーが蓄積していく。これがいろいろな形で爆発すると、いろいろな政治運動になったり、カルト信仰になったり、ヘイトスピーチになったりすると思う。昭和20年以降の日本社会は、特に「進歩的知識人の建前論」が強く働きすぎて、いろいろと抑えすぎたので、エネルギー蓄積が起き、反発が生じたのではないかと思う。

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