ご縁のあった人たち

無料ブログはココログ

« 旧日本陸軍の大学卒業者優遇の本質 | トップページ | 会社に育てられるということ »

2016年6月 9日 (木)

組織つくりにおける悪いパターン

 組織をうまく運営し生き延びさせるためには、色々なトラブルに耐えて修正していく力が必要である。今あるものが、現状通りあると思うのは幻想である。そこで、構成員のモラル維持のどの仕組みが必要である。
 モラル維持の仕組みは、大別すると規則などの制度的なものと、リーダーのカリスマ性に依存する場合がある。さて、このカリスマ依存の場合では、カリスマ自身が見る範囲は限られてくる。そこで、どうしても権限委譲という形なってくる。こうした権限移譲を受ける、カリスマの周辺者たちが、力をもっていない場合には、カリスマの「虎の威を借りる」形になる。そのため、必要以上にカリスマの力を誇示し、神格化を図るようになる。
 ここで、カリスマの権威を損なうような、トラブルが発生すると、取り巻きたちは、手のひらを反すようにして、カリスマを攻撃し、自分たちの生存を図ろうとする。
 また取り巻きが、ある程度の力を持っていた場合には、カリスマがいなくなった後、分裂しそれぞれがカリスマになろうとする。OM教から多くの新興宗教が生まれたのは、この事例にあたる。また、実戦空手のK会の分裂騒動も一つの事例だろう。

 このような、カリスマではなく、構成員の多くが納得するリーダーの存在が、長く生き残る組織には必要だと思う。そのためには、皆が議論し納得してリーダーを支えることが大切である。本当の民主主義は、このような議論する力などから生まれるのではないかと思う。
 このような組織では、リーダーから権限を委譲された者も、自分が何をすべきか自他ともに納得しているので、変な神格化を行う必要はない。このような自力の世界が、本当に安定した社会ではないかと思う。

« 旧日本陸軍の大学卒業者優遇の本質 | トップページ | 会社に育てられるということ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 組織つくりにおける悪いパターン:

« 旧日本陸軍の大学卒業者優遇の本質 | トップページ | 会社に育てられるということ »