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2016年8月 3日 (水)

東京都知事選挙結果を見て

 今回の東京都知事選の結果を見て、思いついたことがあるので、書き残しておく。まず今回の選挙は、小池候補がネット社会をよく理解し、それを活用したことが大きいと思う。野党4党が担いだ、鳥越候補は、昔の青島知事の時代から、頭の時計が進まず、 
 「私のように高名な人間が立てば、何もしないでも当選!」
という、発想でいたのではないかと思う。そのような発想で、
 「公約などこれから考える。三日もあれば都政は解る。」
という風な発現が出たのだと思う。
 しかし、現在のネット社会では、このようないい加減な候補を許すほど、甘い選挙民は少なかった。
 色々な情報を、SNSなどの各種ツールで丁寧に流す。選挙民を見下すような発言は避ける。これが、小池候補とほかの候補との差別化の一つだったと思う。一昔前なら、主要マスコミ(新聞、テレビ、そして週刊誌)を押さえておけば、情報戦では優位に立てた。そのような感覚で、ジャーナリスト上がりの候補は、自信を持っていたのかもしれない。しかし、今回の選挙では、小池候補の運動は、ネット上の情報交換と、適宜行う街角での活動の両面がうまくマッチしていた。市民の、情報リテラシーの向上を把握していたことが、小池新知事誕生の一つの要因だと思う。
 さて、もう一人の増田候補との差別要因だが、これは
 「石原慎太郎などの旧世代への対決能力差」
であると思う。小池候補を、石原親子が侮辱したとき、それをたしなめることもできなかった。これでは、東京都に巣くう、既得権益層との戦いには、勝てるわけがない。このような点を、選挙民は冷静に見ていたのだと思う。
 しかし、私も今回の選挙のネット情報を見て、改めて知ったことがある。新聞では、
  「女性初の防衛大臣」
としか書いていない。しかし、彼女の経歴をネット上で見れば
  「中東戦争経験者で唯一実戦経験のある閣僚」
という表現と、軍服に身を固め、匍匐前進する姿の写真があった。これを見れば、実戦経験のない近頃の防衛大臣などと比べても、防衛大臣となる資格はあると思う。
 このような、マスメディアの情報以上のものが、一般に入手できる状況での選挙ということで、今回の都知事選は今後の影響が大きいと思う。

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