ご縁のあった人たち

無料ブログはココログ

« トランプ現象から見えるモノ | トップページ | 選挙民の責任 »

2016年9月20日 (火)

会話が成立しているのはあまりないのではないか?

 昨日書いた、「優越感によるモラル」の話について、もう少し踏み込んでみたい。
 http://manabizz.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-c11b.html
 このように、優位に立ちたがる人間が多くいる原因の一つは、相手に言うことを聞かせることができるからである。つまり、命令できるということである。
  なぜ命令か?
  対話ではないのか?
この議論をすべきである。考えてみれば、日本の教育は、本質的に
  「教師の言うことを聞く人間」
を作ることが主体であり、相手を理解しながら、自分も主張する、対話の能力を育てることに主眼があるとは思えない面がある。
 例えば、ある学校で教師が
  「君が代反対」
と言って、国歌斉唱時に起立しなかったとする。その教師に対して、
  「先生の教え方が気に入らないから、礼をしない。」
ということが、学校内で許されることは少ない。教師が反体制行動をするなら、生徒にも教師への反発権を与えるべきである。最も、生徒や父兄にも、強烈な反発を行う例もある。ある音楽教師に対し
  「音程が外れている。」
と厳しく指摘し、ついに辞職に追い込んだ事例もある。
 このような、対話を超えて、権力争いになるの悲しいことである。これが、家族の間でも起こっているように思う。
  「父親の権威」
などと言う議論があるが、実力なしに威張るために、権威を持ち出すのは困った話ではないか?自然な尊敬が必要だと思う。

 さて、会話成立に関して、もう一つお粗末な話を昨日テレビで放送していた。ある電力会社が、送電ケーブル設置に関して、反対運動の署名を受け、それに対し戸別訪問して説明に行ったため、逆に訴えられたという話である。
 これに関しては、WHOが「電磁界のリスクに関する対話の確立」という立派な報告書を作っている。某電力は、少なくともこれを理解した上での行動だったのだろうか?
 http://www.who.int/peh-emf/publications/en/jap_wholedoc_lr_adobe6.pdf#search='%E9%9B%BB%E7%A3%81%E7%95%8C%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E5%AF%BE%E8%A9%B1'

 私は、個人意見としては、電力ケーブルの電磁界問題は、直流送電という技術的な解決があると思っている。しかしその場合でも、なぜ直流にしたら、リスクはなくなるのか、きちんとした説明は必要と思う。
 技術の話と社会の話、このバランスが必要だと思う。

« トランプ現象から見えるモノ | トップページ | 選挙民の責任 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 会話が成立しているのはあまりないのではないか?:

« トランプ現象から見えるモノ | トップページ | 選挙民の責任 »