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2016年9月19日 (月)

トランプ現象から見えるモノ

 アメリカ大統領選挙で、トランプ候補がまだ残っている。彼の人気は、白人労働者が支えているという説がある。このことについて、少し考えてみた。
 アメリカにおいてはWASP(白人、アングロサクソン・プロテスタント)が力を持つ歴史があった。そして、黒人奴隷を農園などで使用し、更に奴隷解放と言いながら、工業地域でも黒人系の労働者を酷使することで、白人社会の優位性を保ってきた。
 しかし、時代の流れは、有色人種系の大統領を生み出し、完全な実力主義社会となってきた。ここで、白人というだけで力なない人間が取り残されている。彼らは、有色人種に対する優位性などで、自らのプライドを保ち、優越感で満足していた。しかし、何ら制約なしの実力評価社会に持ち込まれると、多くの白人たちは、競争力がないことを思い知らされている。
 このようないら立ちが、白人の一部を駆り立てて、トランプの移民排斥などの動きに呼応しているのだと思う。

 さて、この図式は、日本でも何となく似た様なものが見えてくる。例えば、いわゆる大企業の社員というだけの優越感に浸っている人間が、いかに多くいたかである。彼らは、
  「XXの社員」
というだけの力しかない。その優位さを示す相手は、取引先や非正規雇用社員である。また家庭内で、自分だけが収入があったらり、家族の収入が少ない場合には、威張り散らすこともできた。この発想が絡んで、扶養控除の問題を複雑にしている面もある。
 本当に実力がない人間が、裏付けのない優越感だけで、モラルを維持している社会、この歪が出ているのではないかと思う。

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 昨日書いた、「優越感によるモラル」の話について、もう少し踏み込んでみたい。 h [続きを読む]

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