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2016年10月 9日 (日)

悪に目をつぶりすぎると自分を守れなくなる

 「NHKスペシャル 未解決事件 オウム真理教秘録」には、大切な意見が色々ある。一つには、警察機構の問題である。しかしもっと大きな問題は、
  「米テロ対策専門家の警告『失敗の本質を見よ』」
である。アメリカの、テロ対策の専門家は、オウム真理教事件をいろいろな観点から研究している。例えば、サリンの製造が、どの程度の知識や設備でできたのかなどである。このような研究は、今後の類似犯罪防止だけでなく、ISなどのテロ組織や、北朝鮮などの危険国家に対する研究としても大切である。
 日本という国は、このような面での研究が、全くできていない。これは、大学などの軍事研究タブーにも通じていると思う。悪事を行うことと、悪事に関する研究は別物である。
   「そのようなことは起こらない」
と、唱えるだけで平和に暮らせると思うのは、もはや信仰の世界である。現実を考えると、色々な危険性があり、その危険性に関してきちんと向き合うことがなぜできないのだろうか?

 大学など学会の関係の、軍事研究に関するアレルギーの一つの原因は、第2次大戦後の
   「戦争協力口ぬぐい問題」
が絡んでいると思う。戦時中は、文系は戦意高揚に、理系は戦争に役立つ技術、ということでいろいろの戦争に協力した。そして、敗戦時にこの事実は、多くは隠されている。例えば、数学者なども暗号解読の動員されたが、その事実は敗戦時に焼却されている。
 このような人たちが、「大学の軍事協力反対」と叫び、軍事研究のタブーが生まれてた一因となっている。

 しかしながら、人間は心の闇がある。その闇と向かい合い、多くの人が平和で幸せな日々を送れるようにする。そのためにも、犯罪や軍事に関しても、きちんと向き合った研究が必要だと思う。

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