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2016年11月 2日 (水)

説明力、説得力の訓練について(抽象化の技法)

 先日は、納得するということで少し書いてみた。しかし、よく考えてみると、私たちは、このような納得や説得について、学校教育では身に着ける機会があったのだろうか?この点をもう少し考えてみた。
 今回考えてみたいのは、一般化・抽象化する技法についてである。特に抽象化し、理想的な状況での学問は、幾何学に始まり、物理学の理想気体など、多くの場面で使用している。極端な事例は、小学校の算数で、「数」という概念を身に着けて、物の個数計算や、お金の計算を一括して行えるようにする。これも立派な抽象化・一般化の技能である。
 しかしながら、現実の社会で発生する現象に関して、このような技法がきちんと教えられているだろうか?もっと言えば、このような見方の必要性について、きちんと認識しているのだろうか?
 例えば、会社では
  「トラブル発生時には、原因究明後はきちんと水平展開しろ。」
と言われる。この時、全く同じ状況で考えるのか、一般化して考えるのかで、大きく違ってくる。
 このような、一般化して特徴を抽出し、そこに着目して議論する。このような技法について、もう一度身に着けることを考える必要があると思う。
 創造性の技法には、等価変換論は、類推の技法ということで、抽象化して共通点を見出す訓練となっている。これも一つの切り口と思う。また、科学哲学などの観点から、幾何学の成立などを深く検討することも一つの道ではないかと思う。
 与えられた体系で考えるのではなく、なぜそのような理論が成立するか、その時検討から除外したものは何か、このような思考法が現実対応では必要である。

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