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2017年1月 9日 (月)

NET情報の評価に関して

 今朝の、朝日新聞を読んだら、SNSなどの情報を、信じ込んではいけないという話が載っていた。確かに、ネット上の情報は色々なものが混在している。その中には、あまり根拠がはっきりしない情報もあり、更にそれを信じて転載することで、拡大しているという状況もある。昨日取り上げた話も、「お寺がベビーカー優先を止めた」という部分情報だけを見て、「車椅子の人間の権利も奪われる」と拡大解釈した話が広がった例である。これもきちんと状況を把握すれば、寺側の十分優しい対応を踏みにじった『不心得者のための結果』という話も見えてくる。

 さて、このような情報評価をせずに、鵜呑みする話は、SNSに始まった話だろうか?朝日新聞の読者の多くは、慰安婦問題の記事や、福島原発の職員に対する糾弾記事の影響を少なからず受けただろう。また、1990年代までは
 「朝鮮民主主義人民共和国は理想の国」
という話は、一部の政党が大真面目に主張していた。これを信じた人も少なからずいて、拉致被害者への対応が、できずにいた状況も忘れてはならない。

 このような、情報評価能力が低いという状況に関して、私の仮説は
  「学校教育への過剰適応
があると思う。つまり教科書に書いていることを、疑わずに信じるように刷り込まれている。その関連で、「朝日新聞」のような権威の言うことも信じるという話になる。現在でも、試験合格のためには「天声人語」の書き写しはかなり有効な勉強手段である。
 こうして、批判せずに受け入れる、癖がついてくる。
 しかしよく考えると、教科書にも書ききれないものがある。例えば歴史の教科書を読むと、「織田信長の比叡山攻め」だけが載っている。これを読むと、
  「織田信長は無抵抗な宗教者を焼き殺す残虐な人間」
というイメージになる。しかし歴史をもう少し勉強すると、天安法華の乱では、比叡山の僧兵が京都の町にいた、法華宗の信徒を焼き討ちにしている。このような情報が、ネット上には流れている。
 こうして、教科書や朝日新聞に書いていないことがネットにあれば、そちらを信じるようになる。

 根本的には、学校教育の「権威依存の教科書システム」の見直しから、進めないといけない。これに関しては、最後はフッサールの言う
  「ヨーロッパ諸学の危機」
にまで入り込むと思う。このような「真理」というものの扱いが大切な時期になっている。

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 昨日書いたNET情報の話と関連して、日韓問題に関して少し突っ込んでみたい。 ま [続きを読む]

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