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2017年1月27日 (金)

トランプ大統領を生み出したもの(学問と統計から落ちるもの)

 トランプ大統領を生み出したものとして、日経BPのHPに以下のような記事が載っていた。
 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/012000544/?n_cid=nbpnbo_twbn&rt=nocnt
 つまり、ビッグデータを用いた、心理作戦の勝利という言い方である。
 これは、一つの可能性としては否定できない。トランプ陣営には、このような先端技術を使いこなすスタッフがいることは間違いない。
 しかし、皮肉屋の私は、このような心理学的研究対象から、外れた人間の力がトランプ勝利を生み出したのではないかと考えている。つまり、統計的な研究というものは、どうして平均的なモノや、多数派に注目が言ってしまう。一方、学者たちが、個人を追う定性的な研究を行う場合には、どうしても極端な例に走ってしまう。
 このような検討から外れた、一見平凡だが、多数から少し外れた人間は、このような研究対象から外れていくことが多い。研究対象から外れることのすぐ近くに、社会運動の対象から外れることもある。
 アメリカのポリティカル・コレクトネスに行き過ぎの例として、キリスト教徒でない人間への配慮として
  「メリー・クリスマス禁止」
という運動があったらしい。この時、多くのクリスマスを素直に祝いたい人たちが、どれほど心に傷を負ったか、極端事例を研究する人や、運動家には配慮がなかったのではないかと思う。
 また、先日朝日新聞のどこかで見た覚えがあるが、買春防止法に関連して、極端な事例の人を救う運動は解るが、それでしか生きていけない人が、かえって不幸になった、という趣旨の意見があった。
 このように学者などの極端な意見だけの世界から、多様なものが声を上げる世界が、現在のネット社会ではないかと思う。

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