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2017年3月27日 (月)

中間層が育っていない弊害について(管理職問題)

 先日書いた、中間層育成失敗の話について、企業の管理職でもう少し議論してみたい。
http://manabizz.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-306e.html
 この話は、私は何度も書いているが、従業員の過労死問題などの一つの理由は、管理者の能力不足にあると思っている。仕事の割り振り、部下の個性の見極め方、そして適切な事前投資による負荷対策、このような考え方ができていない管理職が多く存在する。例えば、ヤマト運輸の労使交渉問題を見ても、その前に管理職レベルでの人員投入問題が先に動いているべきではないかと思う。それがなく、いきなりトップと現場の話になる。このような2極化が本当に良いのだろうか。
 今の健全な会社を考えると、トヨタにしろ京セラにしろ、現場を束ねる段階で、しっかりした決断ができている。このような中間管理職が育つ会社は大きくなるのではないかと思う。
 この問題に関して、一つの原因は、経営学などの学問が、トップリーダーだけを見ているからではないかと思う。経営トップの話、そして現場の話と2極化して、中間に目をつぶっている。これが一つの原因だと思う。
 さらに会社側にも、育成方針の問題がある。課長を作っても、その課長の意識づけは、成果を上げて部長になれ、そして部長は所長に、所長は社長にという、単調な出世コースで意識づけし育成している。しかし、課長五人から部長になるのは一人という現実を考えると、課長のプロというものの育成もしっかり考えないといけない。
 またこのような単調ルートだとそれから外れた人間の動機づけがどうなるか、そのような問題もある。高級官僚の次官レースは良いが、それだけでの意識づけはもう限界になっている。
 色々な分野で、一隅を照らす国の宝、これを処遇する方法も考えるべきだろう。

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