加計学園問題の今後の展開予想
文部科学省が、加計学園問題に関して、内部の再調査を行うことになった。
私はこの展開に関して、政権幹部が文部科学省に関して、我慢の限界を超えた結果だと思っている。この後の展開を予想して見ると、以下のようになると思う。
<場面1>
「政権幹部のご意向」 または 「総理のご意向」
という文章が見つかる。
ここで野党が騒ぎ出す。
<場面2>
しかし、発言の文脈が明らかになると
「文部科学省が岩盤規制で新規大学に強固に反対」
頭にきた規制改革派が
「規制緩和は『総理のご意向だ!』」
と怒鳴りつけたという状況が明らかになる。
この段階で世論は二つに分かれる。
「何がなんでも安倍首相が悪い」
「既得権益文部省が悪い」
<場面3>
この段階で、もう一度文部科学省の大学への天下り問題が表に出てくる。
「文部科学省は自分たちの利権のため大学の岩盤規制を死守した。」
この段階で、野党も攻撃の矛先を文部科学省に向ける。
このようなシナリオが考えられるのでと思う。
今まで、森友学園騒動の時も、安倍首相は
「文部科学省の天下りを追及される方が効いた。」
と言って、文部科学省をかばってきた。
しかし、今回は前の事務次官が反旗を翻し、更にそれに同調する官僚が出た以上は、もう容赦はないと思う。
なおこのブログを書くとき、日経BPの以下のページを参考にした。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/16/011000037/060800014/
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