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2017年7月13日 (木)

管理職の選別の仕組みについて

 パワハラの問題が、いろいろとネット上に書かれている。
 そこで一つ思いついたことがあるので、忘れないうちに書いておく。私の感じたことは、

  「近頃は管理システムが良くできているので、マニュアルに従うレベルの
   人在でも、ある程度は管理職が務まるのではないか。」

という発想である。実は、この話の原型は、技術者の話題で

「近頃は、部品の性能が向上し、教科書もよくできているので、学校で勉強したとおりに物を作ったら、それで何とか動くものができてしまう。しかし、99%はそれで動いても、1%のトラブルには対処できない。昔は、教科書通りに組んでも動かず、いろいろと調整して、やっと動くようにした。その段階で技術が身についていた。」

という話を踏まえている。これは技術の世界では、よくわかる話で、ディジタル化したことで、多くの部品を組み合わせるだけで、何とか動くものが出現している。

 さて、これを会社の管理などの仕組みで考えてみよう。いろいろな規則や、管理ツールは確かに進化している。一方、人材に関しても、学校教育の『充実』で。画一化が進んでいる。このような状況では、成績だけで選別して、エスカレーター式に地位が上がった『人在』でも、たいていの仕事はこなすことができる。
 しかしトラブル発生時の対応や、個々人の特性に対する配慮はできない人もいる。これがパワハラ問題を広げる一因ではないかと思う。

 数十年前まで振り返ると、昔は人材が豊富だった。家庭状況で中学卒で働く人、高卒で働く人、その中にも頭の良い人はたくさんいた。そのような人を管理するためには、単に大学を出たというだけでは難しいということを皆が知っていた。そこでいろいろな育成や、選別の仕組みが暗黙的にできていた。
 このような仕組みがおかしくなったのは、多くの人が大学に進むようになってからではないかと思う。そして企業側もISOなどの仕組みができて、一見

   「だれでも管理できる」

ことになっているので、トラブルが発生するようになったのではないかと思う。
 T議員との秘書の問題に関して、ある元官僚が

本当のエリート官僚なら、若い時から、ノンキャリなどの人に対する心配りをきちんとしつけている。彼女は、そういう意味では「エリートコースに乗っていなかった」人である。

と指摘したが、このようなしつけなどが壊れたのも、パワハラ問題が増える一因ではないかと思う。

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コメント

 現在の機械工学における構造材料の耐久性に対する主な問題点は強度ではなく、摩擦にある。島根大学の客員教授である久保田邦親博士らが境界潤滑(機械工学における摩擦の中心的モード)の原理をついに解明。名称は炭素結晶の競合モデル/CCSCモデル「通称、ナノダイヤモンド理論」は開発合金Xの高面圧摺動特性を説明できるだけでなく、その他の境界潤滑現象にかかわる広い説明が可能な本質的理論で、更なる機械の高性能化に展望が開かれたとする識者もある。幅広い分野に応用でき今後48Vハイブリッドエンジンのコンパクト化(ピストンピンなど)の開発指針となってゆくことも期待されている。

私の文章を読んで、関係のあることでコメント願います。

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