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2017年9月23日 (土)

中間層を育てているか

 昨日書いた、「食の安全」問題に関しても、現場の監督者や管理者の責任は大きい。
 しかし、昨日の電通の過労死事件に関しても。「社長が詫びる」という話しか、我々には伝わってこない。また、働き方改革に関しては、政府の色々な動きがある一方で、
  「個々人の意識改革が必要」
という声も聞こえてくる。
 私は、これらの問題の解決のカギは、
  「管理職の能力向上にある」
と考えている。現場の状況をしっかりと把握し、適切な対応をする。これが管理職の仕事である。この管理職の仕事を無視して、
  「トップの責任だけを追及する」
  「個人の能力や意識改革を追及する」
という話は、大きなものを見逃しているように思う。
 例えば、電通事件では、自殺したTさんに対して、
  「貴女の検討では、~~の視点が欠けています。
   ~~のような見方を加えればよいでしょう。
   XXさんなら、貴女に良いアドヴァイスを当てるでしょう。」
等の指導ができなかったのではないかと思う。確かに大学の優等生が、想いこんで作った資料には、検討過程はしっかりしているが、全体像として欠けているものがあったり、評価尺度がずれたりしているものがある。このよう問題点は、なかなか本人に気付かせることは難しい。しかし、そのれを行う人間を探してあてがう、これらは管理の力である。このようなことができな管理者が多いように思う。
 もう一つ言えば、望ましい行動特性という議論がある。多くの管理職は、部下に対して
  「仕事に対する執着心、完遂能力」
を求めることが多い。確かに独力で完成させることは、本人の能力向上と自信につながる。しかしできないことはできないので、その時の対策も必要である。
 このような管理職などの中間層能力の育成失敗は、明治からの急速な成長の負の側面ではないかと思う。

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