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2017年11月 8日 (水)

組織の中で大人になる

 昨日書いた、「部分的知識を持った集団の管理」の続編として、今度は組織構成員の側で少し議論してみたい。
 経験が薄い立場で、自分が学校で学んだこと、本で読んだだけの知識、このような物を振り回しても、会社では馬鹿にされることが多い。さてこれで、
  「自分は良いことを言っているのに、認めない会社が悪い。」
と、文句を言うことは、子供の行動である。つまり、
 
  「自分を認める親が必要」
という立場である。
 しかし、会社で一人前になるためには、自分がすることを、自分で説明できる「成人」の立場にならないといけない。このためには、自分も他人の立場、会社の立場をある程度理解したうえで議論する。これが一つの解決策である。
 もう一つの解決策は、自分で描くのものを、皆が理解できるレベルまで、具体化することである。これは設計図や、ラフスケッチでもよい。このような自分の言っているものに対して、皆が意見を言えるレベルまで持ち込めば、何とか求めてもらい、助言ももらえるようになるだろう。
 
 私も、40年ほど前に、このような経験をしたことがある。当時、マイクロプロセッサを使った制御機器の開発を行っていた。当時のプロセッサの能力は、低く要求される性能には達しないことが、何となく感じていた。しかしそれを開発関係者や管理者に、理解させることは難しい。そこで私は、必要な処理を全て記述して、実行時間の積み上げ計算を提示した。そこまで細部の検討をまだモノができていない段階で行うかという話もあったが、結局自分ですべて作った上で、議論したことで皆が認めてくれた。
 このように、どこかで徹底し考えることが、全体像をつかみ、しかもそれを知っていると、人に知らしめることになると思う。このような経験が大切ではないかと思う。

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