ご縁のあった人たち

無料ブログはココログ

« 『空気』の発生源の一つミニカリスマとその取り巻き | トップページ | いわゆる「竹島問題」のあつかいについて »

2018年2月15日 (木)

「人」の範囲はどこまでだろう?考慮に漏れた人は?

 先日の自衛隊のヘリコプター事故に関連して、墜落された家の人などへの、心ない言葉が浴びせられているというニュースがあった。これは、許されることではない。しかし、マスメディアの報道において、殉職された自衛官の方々に対する、追悼という記事が見受けられないことに対して、違和感を抱く私は異常なんだろうか。自衛官に対しては、国のために働いてもらう。そこには、命の危険というものも含まれている。このような職務上亡くなった方々には、最高の敬意を払うべきである。これができない国というのは、どこかくるっていると思う。
 さて、話は変わるが、日経ビジネスで気になる記事を見た。
 日経ビジネス2018年2月12日号 78~79ページ
 これは、中学校の給食の異物混入問題で、一時大騒ぎになった事件が絡んでいる。この町長を取材した記者の意見では

 異物混入の話になると、中崎久雄町長は奥歯に物が挟まったように「その件は原因が特定できない以上、これ以上お話しできることはない」と繰り返した。だがそれは、決して無為無策や責任逃れではない。子供への愛情ゆえの忖度だ。町の発表では、毛髪や繊維、虫などの異物混入が計84件。うち15件が業者側での混入の可能性があるという(確定はしていない)。となれば、残りは学校側で混入した可能性が高いが、町はそれ以上の言明を避ける。

 この件について町関係者はこう話す。「異物混入の報告は給食導入があった2校のうち1校に偏るなど地域性があり、教室によっても偏りがあった。最終的には毛髪のDNA鑑定などをすれば真実は明らかになるが、そこまでやるべきではない」

ということで、町長は子供のことを考えて。これ以上の追求はしないということである。

 しかし、この事件はマスメディアも報じたし、ネット上でもいろいろと拡散している。ここで給食納入業者には、種々の批判もあった。このように、業者以外の責任の可能性を見えなくすることは、結果として業者を悪者にしたまま終わってしまうことになる。
 この業者にも、勤めている人がいて、その人たちが色々と苦労する。そのようなことにこの町長は想いが至らないのだろうか?

 「人」を大事にするというが、自分の考えている範囲の「人」だけが大事であり、その他に「人」がいるということは、思い浮かばない人種がいるように思う。

 ただ私も、一時だけ食品提供の仕事を管理した経験がある。その時は一件の異物混入でも、原因追及を行い、文書で報告した。これと比べれば、一寸甘いと思うことはある。

« 『空気』の発生源の一つミニカリスマとその取り巻き | トップページ | いわゆる「竹島問題」のあつかいについて »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「人」の範囲はどこまでだろう?考慮に漏れた人は?:

« 『空気』の発生源の一つミニカリスマとその取り巻き | トップページ | いわゆる「竹島問題」のあつかいについて »