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2018年2月 8日 (木)

信頼性に関してもう少し

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 昨日書いた、信頼性に関する話に関連して、学校の成績と、実際に使うことの知識の関係を議論しておく。
 学校の講義や授業で、信頼性を教えるなら、上にあるバスタブカーブの話は、最初に扱うものである。さてここで、この講義の成績ということになると、上記の3区間の名前を答えさせるという問題が定番である。
 しかしながら、仕事の上で信頼性に関しての知識を使うという場合には、まずこのカーブの意味を理解しておくことが重要である。
 具体的に言うと、初期故障の部分は、時間経過に従って、故障発生数が減っている。これは、試験などの段階で、故障の原因が取り除かれることを意味している。逆に考えると、部品の不良や、作業の人為的ミスを、できるだけ早い段階で除去する。これが大切である。メーカーが無償保証の期間を設けているのは、この初期故障に対応するものが多い。
 さて、次の偶発故障(安定期)は、初期故障が出尽くした後の安定期間である。この時期は、偶然の事故など外部からの影響で壊れることが多い。この発生比率を下げることが、一般的に
 「良い製品」
を生み出すことになる。
 最後の摩耗故障というのは、製品の寿命が来た期間である。多くは部品の寿命や、ソフトがらみの場合には、他とのインターフェイス側なくなるなどの場合がある。
 さて、ここで大切なことは、このような各時期の意味をまず知ることである。昨日も書いたように、メンテナンスを行い部品を交換した。この直後には「初期故障」の、故障が多い時期があるということである。
 このような初期故障や、摩耗故障については、原因がはっきりわかることが多く、この追及が技術者の仕事の一つである。
 このように仕事の意味を考えることとが、学校の成績を取るだけの勉強と違うところである。

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