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2018年3月24日 (土)

量子コンピュータなどで見る「神の見えざる手」

 今朝の新聞を見たら、「量子コンピュータ」の話が載っていた。量子コンピュータに関しては、まだまだ実用化に至るまでの道は遠いと思う。それこそ実験室レベルの話を、マスメディアが騒ぎすぎて潰してしまうことがないようにしてほしい。
 さて、この量子コンピュータのの話で、一つ思いついたことがある。
 そもそも量子コンピュータに期待を寄せる理由は、現在のコンピュータの実用的な限界である、大規模なNP完全問題を、高速で解く可能性があるからである。ここでNP完全問題について直観的に説明すると
 
   「答えの候補を与えられたとき正しいと実用的な時間で判断できる問題」
    である、ただしこの裏に
   「答えの候補は膨大なものであり、現在の計算機でも全てを出し尽くせない」
    という実行上の限界がある。
というように、膨大な組み合わせの問題である。
 量子コンピュータは、その膨大な組み合わせを、一気に実現し、そこから候補をうまく引き出すことが期待できる。
 しかし、この状況を定性的に考えてみたら次のようになった。
  「自分の力で検討できる範囲では、組み合わせが多くなる。
  しかし、それを自然の力などで組み合わせを全て含むものができる。
  そしてそれを選別することもできる。」
これを、もう少し抽象化して次のように考えてみた。
  「自分の明示した検討範囲の外から介入するもので
   うまく選別や調整が働くことで、実際の問題が解決されることがある。」
このように考えると、経済学でいう
  「神の見えざる手による調和」
というものがあるような気がする。自然界にあるもので、我々が認識できるものは
  「安定しているもの(周期的運動も含む)」
である。ここに落ち込むような環境の力が、うまく働くのではないかと思う。ノイズが導く秩序というのは、カオスの研究者などが言うことだが、安定したところで止まるまで、色々試行錯誤している。このような自然の動きがあるのかもしれない。
 われわれが技術に対して自信を持ちすぎて、全てをコントロールしようとしたことに無理があるような気もしてきた。 
 
 

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