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2018年3月 4日 (日)

歴史の学び方について

 歴史の勉強とは、何を学ぶものだろう。確かに、自分の国の成り立ちや、今まであったことをきちんと理解しておくことは大切である。
 しかし、私はもう一つ大事なことがあると思う。それは、
  今の環境と違う状況を想像する体験
である。例えば、現在は水道や電気などのインフラがあることを、当たり前と思っている。しかし、アフリカなどの地域によっては、一日に必要な水を汲みに行くことだけに、一人の人間の労働を費やすこともある。我々の歴史を振り返れば、江戸時代には、井戸から水をくむ、川から水をくむことで入手していた。
 このように今るものと違う状況を考えることは、多様な世界を理解する一つの切り口になると思う。
 また、西洋文明の歴史についても、権力の移り変わりだけを追いかけたら、戦争の歴史しか見なくなってしまう。
 しかし、マクルーハンの示したように、メディアの進化としてみると、紀元前5世紀ごろのプラトンのしたこと、その後のローマ法の拡充、そして15世紀のグーテンベルグの革命、そしてその後のデカルトからニュートンに至る一連の合理主義の流れが、書物によるコミュニケーションの発展という形で、一つに収束してくる。
 次に新聞と電信等の電気通信技術で、次の革命が起こり、現在のインターネット時代には、また新しいコミュニケーションができてきた。
 
 歴史の勉強は、単に年表を覚えるものではなく、
  「その時代に、そのような行動があったのはなぜか?」
  「現在はどこが有利なのだろう?」
と考えることではないか?

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