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2018年3月26日 (月)

「小保方晴子日記」を読んで

 このブログで、何度か書いた、小保方晴子氏の日記が単行本になっていたので、購入して読んだ。科学的な発見に関する記述などを期待して読んだが、そのような生易しいものではなかった。
 これは、鬱病患者の偽らざる心の記録であり、報道被害の現状をしっかりと書いている。私も、メンタルヘルスに関しては、少しばかりの知識はあるが、ここまでの鬱病の状況に向き合ったことはない。彼女の場合には、鬱病の最中に、パワハラ的(アカハラ)や、報道関係者のストーカー的行為に継続してさらされ、病気をますます悪くする状況が継続するという、悪条件である。このような事例は、他にもあるが、具体的な手記として読んだのはこれが初めてである。
 さて、彼女を責めたものは何であったのだろう。私の意見は、長期にわたる、文部科学行政、特に大学院重点化のひずみ、そして生命科学の研究方法の、人海戦術的なひずみによる被害者の怨念が、STAP細胞関係者に押し寄せ、最後は彼女に集中したからだと思う。
 このような問題の解決のためには、大学の在り方などから、もう少し議論を深めるべきだろう。まず第一歩は、文部科学省の天下り問題の徹底究明が必要である。自分たちの天下り先なら、構造改革による縮小などできるわけがない。

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