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2018年4月 7日 (土)

地獄を観たカウンセラーの強み

 天台の魔訶止観の主要概念として、一念三千の教えがある。これは、地獄から仏界までの十段階の世界が、その中にさらに十段階の世界が入れ子になっているということを、『全て観よ』という教えである。
 この一つの理解は、
  「地獄の底にも仏様がいらっしゃり、皆を救ってくださる」
ということで、
  「地獄の中に仏界を観る」
ということはとりあえず理解できる。
 
 しかし、仏界の中で地獄を観るということは、どのようなものであろうか?私はこの意味を、法華経の一節
今此の三界は 皆是れ我が有なり 其の中の衆生は 悉く是れ吾が子なり
に見た。つまり、
 「全世界にいるすべての人の苦しみは、全ての親の立場の仏の苦しみである」 
と考えれば、一人でも地獄にいるなら、その苦しみは仏の苦しみでもある。このように、仏の力を得ると、全ての人の苦しみが自分のものとなってしまう。
   
 このように、地獄の苦しみを知っているからこそ、本当に人を救うことができるのだと思う。
 カウンセラーの教育の一つに、
  「自分の限界を知り、パンドラの箱を開けるようなことをするな」
という教えがある。
 これは大切なことである。しかし、本当に地獄を経験して、そのつらさが分かっているなら、それを生かして多くの人を救うことができるのではないかと思う。

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