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2018年4月 1日 (日)

理論で予測できるものと現実の対応

 昨日書いた、現場の多様性に対応する管理職の役割の話を、もう少し一般化してみた。
 
 つまり、理論的知識で知ることができる、または予測することができるものは、現実に対応するとき、色々な変動が起こる。その部分を吸収する力があれば、理論的な予測を本当に使いこなすことができる。このような発想である。
 これは、工学の場合だと、ノイズや外乱への対応として実現している。多くは、フィードバックをうまく使って、理論値に戻すようにしている。また統計的処理に合うように、積分化した値を考えることで、細部の変動を殺している。
 さて、これを社会科学や人文科学の面で考えてみよう。ここでは、人間という『不確定要素』が入ってくる。この不確定要素の力が大きいことが、社会科学などの理論と現実のミスマッチの理由だと思う。
 このように考えると、現実に直面したとき発生する変動を、吸収し早期に対応する役割としての現場の管理監督というものが必要だと思う。また、事前に人選などをきちんと行うことも、変動要素を避けるために大切である。
 理論知識だけで考えると、中間管理職不要の議論が出てくる。しかし、現実の対応ということを考えると、中間管理職は必要ではないかと思う。ただし、対応能力がなくて、丸投げだけなら、人罪となるので追放すべきだろう。

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