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2018年4月 8日 (日)

「科学的思考」の弊害 ー陰謀論を生む「科学的」発想ー

 森友問題の、野党や一部マスメディアの追求を見ていると、
   「安倍首相関連の力が動いた」
という思い込みで、追及している人がいるように思う。官僚機構にとって、文書管理は大事なものであるが、焦点がぼけてしまっている。
 さて、これ以外にも、
 
   「XXの原因はXXである」
という、陰謀論が色々な所で出ている。例えば、織田信長殺しの黒幕は、徳川家康からイエズス会までいろいろな話がある。
 このように、陰謀論が出る一つの原因として、私は現在の科学的教育の結果が、このような発想につながると考えている。つまり
  「原因XX」により「結果YY]が引き起こされる
という、理想的な状況での現象記述を、学校教育では色々と学んでいる。特に物理学の場合には、天体の運動などを、ニュートンの力学で、万有引力の作用として見事に記述している。このような「美しい記述」を求める習性が、我々には刷り込まれている。
 この発想が、影響してくると、歴史的な事件や、現在の社会の事象にも、物事を単純化して、
  「原因はXXの陰謀だ」
と言い切りたくなる人が多くなる。
 
 このような、「科学的思考」の弊害に、我々は毒されているように思う。そう言えば、先日のNHKスペシャルの人体でも、
 「病気の原因は、内臓間のメッセージ伝達で起こることもある」
という話があった。今までの西洋医学の多くは
 「内臓XXの不調で病気になる」
 「特定の内臓に原因を絞る」
ことが多かったように思う。
 ここでも、いわゆる科学的思考の弊害が出ている。 
 

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