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2018年5月16日 (水)

大学で身に着けて欲しいモノ

 先日から、ちくま文庫のミルズの『社会学的想像力』について読むことで、今まで自分の気持ちの中でもやもやとしていたことに、色々と気が付くことがあった。
 また、 
  #東洋経済オンライン
の記事で、タレントの 
  #戦慄かなの
さんについて知ったことで、もう一つの見えてきたものがある。
 それは、
社会による不条理を受けた人が問題に向き合うための力(自分で発信できるようにする)
について、ミルズの社会学的想像力は教えてくれる。
 また、世界思想社から出ている「社会学的想像力のために:伊奈正人・中村好孝著」は、社会学などの使い方について、大事な話を教えてくれていると思う。
 
 なお、大学で実際に学んでいる人には、ミルズの言っていることは、
   「学問の秩序を壊すことだけ」
と見えるかもしれない。
 確かに大学でまず教えることは、
   「既存の学問成果をきちっと使って厳密に考えること」
である。これができないと、議論の不備などを突かれ、議論の場にすら立てなくなってしまう。そのためにきちんとした議論ができるように、論理的な考え方を鍛えることは重要である。例えば、数学の証明問題がきちんと解けるようにする。ここから始めないといけない。
 次に、理論と現実の突合せが大切になってくる。そのためには、『意味』と向き合わないといけない。
 そして最後には、学者がどのように世界を観たかという立場に議論が移る。ミルズが主に問題にしたのはこの段階である。
 そして世間に認められる本質的な解決策は、世界の見方に関して、多くの人が受け入れてくれることが大事である。
 大学で身に着けることは、このように段階的になっているが、それでも大きな目的を見失わないために、若いときからミルズの社会学的想像力を学んでほしい。
 
 

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