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2018年6月 4日 (月)

日大のアメフト部に見る大学の姿勢でよいのか?

 先日からの日大のアメフト部の指導などを見て、この大学は
  「学生を自分たちの思うように作り変える」
という感じがした。そういえば大学側から
 
  「生徒」
という言い方が、何度も聞こえた。この観点から、大学のあるべき姿に関して、もう少し議論しておきたい。
 まずこの問題に関して、大阪市立大学大学院の朴教授が
大学にとって、学生はお客様で、きちんと育てる義務がある。
 
日大の対応にそれが感じられない。
と鋭く指摘している。
この問題をもう少し掘り下げてみると、大学の利益構造にも絡んでくる。極端に図式化してみよう。
  N型:学生を企業や業界に紹介する その利権で利益を生む
  O型:学生自体を育てることで学生・父兄から謝礼の金をもらう
という形が見えてくる。例えば、日大相撲部と大相撲の関係に上記N型の関係が見える。
 ただし、物事はそれほど単純ではない。実は、日本企業のある程度は
  「命令に素直に従うように躾けられた体育会系学生が良い」
という意見を持っていた。このことは、就活が有利になるという、学生・父兄の利益にもつながっている。
 さて、ここで企業側の姿勢に関して、変化が出ているように思う。乱暴な図式をもう一つ書く。
  フォード型:大量生産に効率的に従う人材が必要
  トヨタ型:  自発的に考えて常に改善をする人財が必要
このように社会のニーズが変化しているのではないかと思う。この状況に、鋭く対応したのが、上記O型の大学であり、まだ昔のモデルに居座っているのがN型の大学ではないかと思う。
 ただし、学生として志を持った人がいることも忘れてはならない。例えば、タレントの戦慄かなのさんは、自分のような苦しい経験をする人の状況が少しでも良くできるように、大学で学んでいる。
 彼女の想いに応える大学であってほしい。
 

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