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2018年6月20日 (水)

児童虐待についての議論その1(子供の能力への影響)

Chisiki

昨日書いた、戦慄かなのさんの児童虐待などへの対策についての各論について議論したい。

 まず、今回挿入した画像を見て欲しい。これは、私が会社生活で、若い人たちに仕事の上で必要な力について、説明するために使った図である。ここで言いたいことは、人間の能力の階層構造である。単純化すると

    実際に使える応用的な知識

          ↑
    部品的な基礎知識
          ↑
    知識を使えるようにするスキル
          ↑
    生きていくための意欲や価値観
          ↑
       体力・気力 
というような、階層であり、学校教育では、「知識面」だけを重視していることが少なくない。
 また、この図は知的な作業を中心に書いたが、実際には
   「他人と協力する対人スキル」
も重要である。
 さて、私がここで議論したいことは、「児童虐待で損なわれることは、どの部分か?」である。
 確かに知識の習得に阻害が出ることは少なくない。しかし、それより基本的な部分を壊すことが、少なくないように思う。
 まず食事をきちんと与えられない。これで体力や気力が損なわれる。極端な話、じっと座って人の話を聞くだけの体力すらなくすこともある。
 そして、親の虐待で、意欲や価値観がなくなっていく。
  「自分が生きていても~~」
という気持ちになることもある。
 次にスキル面では、上記の「対人スキル」が、大きな問題となる。親の虐待は、今の状況では学校生活での友達作りに悪影響を与えることが多い。こうして、子供の時に、友達と遊んだ経験がないなら、対人の感受性も育たないことがある。このような状況も明らかにしておく必要がある。
 そのあと勉強などでも、読み書きのスキルは、繰り返し訓練して身に着けるものであるが、家庭が荒れていると、そのような機会も少ないだろう。こうした状況では、助けを求める言葉を出すことも難しいのではないか?
 このような問題点をまず考えて、できることから対応を考えていきたい。
 
 なお、上記に議論で少し誤解を招くかもしれない点がある。虐待家庭に育っても、対人スキルがきちんと身につく場合もある。例えば、戦慄かなのさんは、私は直接会ったことはないが、姉妹で助け合ってきた経験で、妹さんのことを思う力が、人に対する思いやりとなり、対人スキルを育てたのではないかと思う。
 このように人によってそれぞれ状況は異なる。きめ細かい対応も必要だろう。

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