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2018年8月26日 (日)

本来の経営者の仕事と管理職の仕事

 企業の不正申請などの問題が、色々と出ている。車や神鋼の検査データ問題はその一つである。
 さて、ここで一つ気になるのは、この問題に関連して、出てくる
  「国の規制が現状に合っていない」
という議論である。
 確かに技術的に見れば、この規制は古い形で行っていたり、オーバースペックのままだったりと、現状に合わない形のものがある。
 しかし、それならこのような規制を、変更するように働きかけるのが、企業の仕事ではないのかと思う。特に経営層の仕事は、自社の仕事がうまくいくように、社会に働きかける、外向きの仕事の比重が大きい。このような経営層の義務を、きちんとさせるべきではないかと思う。このような怠慢を、株主総会で追及した例があるのだろうか?
 これに関連して、経営者と管理職の役割分担などももう少し明確にすべきだと思う。管理職は、ミニ経営者ではなく、
  「経営者から与えられた目標を実現する」
立場で、組織を預かり運営する人間である。確かにある程度の自由裁量はあるし、経営者との命令受領時の取引はある。しかし、与えられた目標への邁進が管理職の本分である。一方、経営者は目標設定と、そのための障害排除などの政治的な動きもミッションにある。
 このように考えると、プロの管理職と経営者の育成は、少し違った方法で行うべきではないかと思う。
 なお、この問題に関しては、もう一つ「法律の作り方」という問題がある。これは別途議論したい。

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