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2018年9月23日 (日)

活きた知識にするための条件

 管理職の育成について考えていた時、
   「知識で人間は変わるのか?」
という問題に突き当たった。確かに、作業者の時代には考えなかった、会計知識などを知ることは、視野を広げる効果がある。しかし、人間が変わるというようなインパクトがあるのだろうか?何か違うような気がする。
 そこでもう少し、問題を広げてみた。
   「知識を生かすということは?」
こちらの切り口で考えてみた。
 一つのヒントは、自分の技術者時代の経験である。学生時代の知識は、断片的だった。それが本当に自分の中で生きだしたのは、会社でものつくりに関与したときである。例えば、大学2年でいやいや学んだ材料力学も、器具の荷重を支える力、いつ破断するかという心配、このようなものと関連すると、生きてくる。これが一つの切り口ではないかと思う。
 そのように考えると、社会科学や人文科学の知識は、断片的でなく一つのシステムや、人格にまとめることで生きるのではないかと思いついた。
 例えば、心理学などの話も、ある一人の人の人格で考えると、何となくわかってくる。私は、組織の行動などを考える時に、シミュレーション的な小説を書く。その時に登場人物を自分で想定していくと、知識が生きてくる。
 これを管理職の場合で考えると、
   「会社というモノの成立は?」
   「自部門の成立は?」
という風な根本に立ち返る。その上でいろいろな原理原則で説明し、不足している機能などを補っていく。
 こうした発想で、知識の活かし方を、身に着けることができると思う。

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