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2018年9月 3日 (月)

いじめ問題について

 いじめ問題について、今朝の朝日新聞に大事な記事が載っていた。
 この記事には、絵本「いじめているきみへ」の著者の一人 #春名風花 さんと高校生対話など色々と深いものがある。
 さて、私自身も小中学校では、いじめを受けた経験もあるし、いじめた側になってしまったこともある。このことについて、60歳を超えた今だから、冷静に見ることもできる。
 今にして客観的に考えると、
 「私も困った子だった!嫌われることもしていたな!」
という感じもする。しかし、これを十代前半の子供の言うのは、酷な話である。とりあえず、いじめの被害者の子供に対しては、
 「あなたは悪くない」
というメッセージを届けて、助けることが大事だと思う。その後、徐々に『困ったところ』を直していくのが、周辺の大人の仕事ではないかと思う。
 しかし、 #春名風花 さんのTwitterへの書き込みなどを見たとき、
学校教師だが、春名さんの本「いじめているきみへ」では、いじめの解決にならない
いう趣旨の書き込みなどがあった。(アマゾンの書評にも一部そのような感じのものがある)
 これに関して、今のいじめ問題の、悪質化の一因があるように思う。つまり、学校教師として、働いている人でも、自分で考えて、「大人の立場」「親の立場」の立場で、広い見方で子供を支援するんではなく、何か「答えのある本」を求めている人がいる。教師用の指導書が頼りの、マニュアル教師がいじめの対策の答えがないと言っているように思う。
 考えて欲しいが、小学生の書いた本、(高校3年生の素晴らしい追記もあるが!)に頼って、いじめが解決できると依存することが問題である。確かに良い教材だが、これを生かすのは、指導者の力量に依存する部分も大きい。
 それが、
   「この本だけで解決できない」
と批判する教師がいること自体が、問題の深刻さを語っているように思う。
 なお私事だが、子供の時に受けたいじめでは、自殺までは思い至らなかった。しかし会社での勤務では、色々とトラブルがあり、死ぬ覚悟をしたことも何度かある。
 このような経験があるから、学校時代のいじめを、相対化できるのかもしれない。
 

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