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2018年9月22日 (土)

T型人間について考える

 人材育成の目標の一つに、
   「T型人間育成」
がある。つまり、
   「自分の専門は深い知識があるが、周辺分野を広く配慮する力を持つ人材」
を育成することを目標とする。
 これに対して
  「Π(パイ)型人間が望ましい」
という議論をする向きもある。確かに、私も経験があるが、一つの専門分野だけの時は、他の分野を見ることは難しい。しかし、一度二つの分野を見て、どれもある程度の深さを得ると、次はどこでも理解できるようになる。これを
  「百足(ムカデ)型人間」
という人もいる。
 
 しかし、よく考えてみると、一つの知識を実体験と絡め、深く掘り下げる体験は、簡単にできるものではない。そして、一番深く掘り下げ、自分と向き合って得たものが、人格に大きく影響する。私も、色々な分野を学んだが、結局若い時代のマイコンの技術者として、ソフトウエアの標準化を達成したこと、この経験が芯になっているのではないかと思う。
 
 確かに知識の中では、色々な専門分野を渡り歩いた。このブログを見ている方にも、多くの面を見ていただいていると思う。しかし、それは『一般教養』の範囲ではないかと思う。体験を通じて身に着けたもの、これが本当のT字の縦線と考えると、一つの線になるのではと思う。知識だけでは、何か深みが欠ける。それに体験が絡むものが、人としての深みではないかと思う。これは一つの分野で得るものではないかと思う。

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