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2018年10月27日 (土)

対立する意見の効果

 先日から、
「博士課程修了者など、高学歴者は抽象的思考力の訓練を受けている。このような人材を活用すべきである。」
「高学歴者が少ないXXは海外のXXに劣る。」
等という形の議論に対して色々と反発を覚えていた。
 この発想は古くはプラトンの『哲人政治』に根がある。マクルーハンが指摘した通り、
プラトンは、詩人の示す全人格的な伝承から、形式的にしっかりした哲学的論理の形での伝承を推し進めた。
結果として、西洋文明の隆盛を築いた。
 一方、詩人などが記述する、想像力による全人格的な伝承は、職人芸として伝わっている。
 私は、学問としては、形式論理側で鍛えられたが、実務の世界では『全人格的な対応』の重要さを思い知った。そこで、色々と考える時には、シミュレーション小説を書くなどして、記号論理だけの世界の弊害をできるだけ除くようにしている。
 しかし、詩的世界などの浸ることは、反論を考えない危険性がある。記号的な文章世界では、弁証法的な議論がよく行われる。これが色々な進歩を引き起こしたことをもう一度考えないといけない。
 もっとも、仏教の世界では、詩的な記述においても、色々な側面から記述し、仏の世界から地獄までを一度に観る。これを考えれば、弁証法的な効果もあるだろう。

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