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2018年12月21日 (金)

言葉の意味の理解について

 昨日書いた、コミュニケーション能力の話に関連して、
   「言葉の意味を理解する」
とはどういうことか思いつくことを書いてみた。今の学校教育だと、その言葉の使い方が旨くできれば、その言葉を理解したと評価しているように思う。
 例えば
   「北朝鮮の体制は(   )である」
   1.資本主義  2.社会主義  3.君主制
という穴埋め問題に
 
   「共産主義」
と入れると〇になる。しかし、現実を知れば知るほど、北朝鮮の体制は「金王朝」とも言うべきものである。
 このような現実的な面まで考えて、意味を理解するということはなかなか難しいものがある。特に、日本語の場合には、文脈依存性が高く、共有体験の影響が大きい。なお、ここで体験と書いたが、これは自分自身の体験でなくても、共通に伝わる伝承などでも構わない。
 
 このよう考えると、
   「意味を理解するためには、その体験を知る」
ことが一つの条件になる。
 これを記号論などで言えば、記号の処理規則を理解するだけでなく、実例との関連付けも必要ということになる。但し、このような実例との関連付けは、実生活の体験を通じて、深めていくことも可能である。日本語の場合に、先に用語だけ覚えて、その後意味を深めるという方式が、旨く働いていたように思う。これは漢字の表意文字の効果が大きい。
 しかし、現在の学校教育の充実は、教科書的世界で、形式的処理と実例の両面が教えられている。そこで、
   「これだけで十分」
と思い込む危険性があるように思う。常に進歩することが重要である。

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