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2019年2月10日 (日)

#頓知気さきな さんに教えられた怒りの解消法

 今の世の中、腹の立つことが多い。この理由を考えると、学校や会社など社会の仕組みが複雑になり、それを強制されることが多くなっていることが、一つの理由だと思う。
 さて、人間の欲望などの激しい感情に対して、仏教はそれを抑える方向で色々と説いている。一つの修行は「不浄観」である。これは、小野小町のような絶世の美女が、年老いて死に、その死体が朽ち果てていく姿を『観る』修行である。このように見ることで、絶世の美女と言えどもこのように朽ち果てるということで、世の無常を知る修行である。
 もう少し踏み込めば、これは性欲への対策でもある。性愛の対象と思っている相手の腐りはてた姿を想像することで、性欲を押さえる。これは天台の摩訶止観にもある。
 しかし考えてみると、摩訶止観が書かれたのは6世紀である。その当時の人間関係と比べれば、現在の人間関係はもっと複雑になっている。つまり性欲の前に、出世欲やいじめ関係など、人間関係の悩みは多くなっている。一方、社会制度も充実したので、人間の死体どころか、動物の死体も朽ち果てる様子など見る機会はない。 
 このように考えると、不浄観というものは、今の世の中には、使いにくいと思う。しかし感情の暴走を抑えるために、観想法は何かないかなと思って考えていた。
 
 そこで昨日、アイドルの #頓知気さきな さんのネットライブを見たとき、一つのヒントが出てきた。
彼女の怒りの解消法は、相手の人が死んだときのことを思い浮かべる。
死んだときには、その人の良かったことしか言わない。葬式などでも、生前にしてくれたことへの感謝などを言う。
このような気持ちになれば怒りが収まっていく。
この怒りの解消法は、現在の感情暴走対策として優れたものだと思う。
 怒りの相手、妬みの相手が死んだものとして、その人の葬式に参列して
    「送りの言葉を述べる」
自分を想像したとき、その人の良いことしか言わないだろう。こうしてその人の良いところを見るようになっていく。これは一つの心の持ち方だろうと思う。
 但し、私自身も執念深いところがあり、腹の立つ相手には、それでも許せないことがあると思う。まだまだ修行が足りない自分である。
 なお、頓知気さきなさんは、このブログでも何度か書いた #戦慄かなの さんの妹であり、彼女と同様に子供の時にDVの被害者である。その被害者が、人を許すということの意味は大きいと思う。彼女は現在に生きる「菩薩」なのだろう。さきなさんのツイッターは以下である。

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