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2019年3月31日 (日)

山岳信仰の効果

 昨日書いた、仏教の話に関連して、修験道の話をもう一度考えてみた。
 修験道では、山をめぐる間に、「地獄界~人間界~仏界」の十の世界を体験する。そしてそれが、全て自分の心の中にあることを、体感していく。山川草木全てに仏の力が宿ることを体験しながら、山をめぐっていくのである。

 これはよくできた修行法だと思う。お寺の中のように閉じた世界でなく、山の自然というある程度開かれた世界に触れあいながら、仏の力を感じていく。一方、今の世の中のように、過剰な人間の交わりはない。ある意味閉じた世界でもある。

 現在の私たちは、社会制度の発達に伴い、学校や会社など多くの人との強制的な交わりがある。更に、メディアの発達により、多くの社会や人の情報が入ってくる。自分の感覚で本当に触れる物以上のものが、情報知識として入ってくる。このアンバランスについても、もう一度考える時が来ているのではないだろうか?

 自分の体を動かし、触れて感じるもの。その世界で得たものを中心に、自分の考えを確立させていく。この段階が、現在は弱くなっているように思う。

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