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2019年3月 9日 (土)

新しい提案には不安の除去が必要

 大阪で、維新と公明が喧嘩別れして、知事市長の辞職による選挙となった。これに関しては色々と言いたいことがあるが、今回は一般論として、『都構想』のような、革新的なことを言うための条件を議論してみたい。
 まず、皆があまり意識していないが、社会に関する大切な前提がある。
 「社会は、色々のものが絡み、本質的に不安定なものである。
 つまり現在旨くできているように見えるのは偶然のバランスに載っているだけである。」
 もう一つは
 「現在あるものは偶然の産物であり、他にも良いモノのある可能性がある。
 この可能性を認識できない人が多い。」
という二つの矛盾する話である。なお両者に共通するものとして
 「今の状況を下手に動かすと、もっと悪くなる。過渡期の苦労はすさまじい。」
というものがある。これらをきちんと意識せずに議論する人が多いので、今の政治などの議論が怒鳴りあいになってしまう。
 さてこの前提を踏まえて、社会に対する姿勢が二つに分かれる。
1.現状を全体として認め、部分的に改善しようとする保守の立場
2.現状を否定して、他にもっと良いモノがあると求める革新の立場
この二つの立場では、意見の言い方なども違ってくる。保守の立場では、基本的に現状肯定なので
 「不満な点を挙げて一緒に改善しよう」
という言い方で議論ができる。
 一方、革新的に現状否定をするならば
 「きちんと代案を出し、今と変えても安心できる。」
と皆を説得しないといけない。現在の議論を見ていると、この区別ができていない人が多すぎろ。特に、理論的に良いと言っても、現状の複雑なものと変えるだけのものがあると、きちんと提示できていない人が多い。
 革新的な提案をするなら、全体像を提示し、その上で主要な動きを見せるぐらいのものが必要になる。
 例えば、(大阪)新構想など言うなら、そこでどのような組織ができて、無事運用している姿、漫画でも描くべきではないかと思う。 

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