大阪の知事と市長の入れ替わりについて
今回の大阪の知事市長の辞職と、入れ替わり選挙に関して、色々と意見が出ている。この問題に関して、入れ替わりの積極的な意味を考えてみたい。これを図式的に書くと以下のようになる。
従来 新規
大阪府 泥臭い松井知事 → スマートな吉村市長
大阪市 スマートな吉村市長 泥臭い松井市長
政治に関しては、スマートな理論的な指導と、泥臭い現実の利害調整による多数派工作の両面が必要である。維新の会はこれをバランスよく推進していた。確かに初期には、橋下徹というカリスマの力があったが、現在は改革に向けた理論的なhなしと、現実に実現する力の両面がうまくバランスしている。この両面の代表が、
「スマートな吉村」
「浪花のおっさん松井」
であろう。
そして、大阪の行政において、この両者の味を交互に入れ替えることは、組織の活性化に有効であると思う。特に癒着の排除に、理論屋と実務屋の入れ替えは有効な手段と思う。
このように考えると、大阪のクロス選挙の意味が大きくなってきた。
なお、朝日新聞が、地方議会のドンについて書いていた。
この問題に関しても、維新の成功体験は大きなものを示している。
以下の記事も参考にしてほしい。
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