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2019年3月13日 (水)

六観音に関する疑問を解く湖北の観音様

 昨日は、六観音について少し書いた。
 しかし、六観音に関しては、少しばかり疑問点がある。これに関して、湖北の長浜市木之本の地区に、謎を解くカギがある。
 まず一つ目の疑問は、真言宗の六観音のご真言は、
  千手観音、聖観音の順である。
これは、地獄から順に上がっていくなら逆ではないかと思う。
 この問題に答えてくれるのが、木之本の
である。この観音様は、聖観音ということになっているが、実態は戦火を避けるために田圃に埋めたため、手足が無くなったりした像である。
 これは、当時の戦乱の世を見れば、大事な仏像を土に埋めて隠すのが最後の手段と分かる。このような、地獄の火に対しては、千手観音の手足ももがれてしまう。従って、地獄には手足も少ない聖観音が行くしかなかった。
 一方、飢えている餓鬼の世界では、多くを助けるので、千手観音が必要だった。
 大慈大悲の観音様ということで、千手観音と聖観音のお姿は、一体で考えるべきだろう。
 当時の戦乱の世界を思いやりながら、この観音様にお参りしてほしい。
 さて二つ目の疑問は、今まで准堤観音に対する信仰が、あまり大きく出ていなかったことである。これに関しても
である。この観音様は、手の数や持ち物、印を見れば、准提観音といるべきだろう。しかし千手観音と伝わっているのは、昔の厳しさが、地獄や餓鬼界を救う、千手観音と信じさせたのであろう。
 現在の状況を考えると、人間界の迷いを救う、准提観音の教えに触れるのも大事なことかもしれない。

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