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2019年4月15日 (月)

彼は成績しか取り柄がないから

 東大の新入生向けのメッセージが、色々と話題になっているらしい。これと関連して、少し前に出た

  「彼女は頭が悪いから」

という本があるらしい。私はこの本は読んでいないが、東大などのエリート社会の住人なら、言いそうなことだと思ってします。

 しかし、その裏側に

  「彼は成績しか取り柄がないから」

という言葉もあることを、もう少し考えるべきではないかと思う。

 この話を、ある男の体験談を含めて、考えてみよう。彼の家は、貧困家庭であった。但し両親は、元学校教師であり、子供の頃から本に親しむことはできた。その代わり友達との付き合いはできなかった。彼は小学校時代に教育にも恵まれ、算数の文章題をたくさん説く機会があった。その結果文章読解力が付き、中学ではトップクラスの成績を維持した。従って、教師たちにも大事にされていた。

 その後、彼は奨学金を得て高校に進学し、大学もいわゆる旧帝大に進学することができた。(東大の入学試験がなかった年)彼の学問の力は、科学哲学の深みを理解するレベルには達していなく、上滑りの知識であった。つまり

  「成績しか取り柄のない人間」

であった。

 彼はその後、あるメーカーに入ったが、人間関係は旨く行かなかった。しかしながら、時代が彼を救った。当時は、技術革新が激しく、マイクロコンピュータ導入で、今までの蓄積は通用しない部分があった。そこで彼の個人プレイが生き、

  「上司が建前で指示した『標準化』を実際に実現した」

という大仕事をした。これは、人間関係が密なら

  「建前では、標準化と言うが、無理はするな」

と、先輩が助け舟を出しただろう。しかし彼には、

  「建前=実行命令」

だった。

 なお彼の人間関係の弱さは、周囲の人で救われるのだが、それまでには多くの時間がかかった。

 さて、ここで一つの可能性であるが、彼が「旧帝大」を卒業した時点で、中学の同級生などと交際し、結婚したらどうなっただろう。

 その時点で、学校成績だけ、学校名だけで、信奉する人間はいたと思う。つまり彼が好む人との結婚もあったかもしれない。
しかしその後の破局の可能性は高い。離婚になるか、浮気をされて自分の子供以外を押し付けられる。そのような破局が見えるように思う。

  「彼は学校成績しか取り柄がない」

こうして馬鹿にされただろう。 

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