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2019年4月28日 (日)

説明力は自分の中の他人を感じたときから強化される

 昨日書いた、納得するための話に関連して、今日は説明力という問題を考えてみた。

 昨日も書いたように、私は若いときにはコンピューターのソフトウエアエンジニアであった。その時、未経験の機種で新しいシステムの経験をすることになった。そこでは何もかもが判らなく、必死で納期に間に合わせるため、毎夜遅くまで残業する状況であった。そのような厳しい状況で仕事をしていると、色々とみえてくるものがあった。

 その中でも大切なことは、

  「過去の自分、未来の自分は、別の人間」

という感覚である。具体的に言うと

  「今、解ったと思っていることが、明日になると解らなくなる。
   なぜ解ったと思うのか理由が見えない。」

という体験である。これは、色々なことを行っていて、多量の情報を処理しているために、忘れることも多いのが一つの理由である。

 そこで。

  「一度、解ったと思うことを忘れないで、後の自分に伝えるために
   文書にきちんと残しておく。但し、多忙な中で、体力も温存するためには
   最低限の負荷で行う。」

という考えで、文書化を行った。

 そこで考えたことは、

  「未来の自分という読者を想定し、そこで必要最低限のものを記述する。」

という体験である。

 この経験では、どちらも自分なので、ある程度の検証ができたので、読者想定をブラッシュアップすることもできた。
 このような読者を想定して、その上で説明するということを、自分なりの評価と改善を加えて行ったことは、説明能力の向上に役立ったと思う。 

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