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2019年8月26日 (月)

IAの事例検討

 昨日のIA(「知能増幅」というか「知的作業支援」)について,少し事例で考えてみた。

 ある中規模会社の人事担当者Aさんは、社長方針で「ハンディキャップのある人の活用」を命じられた。具体的には、「聴覚障がい者」の雇用である。しかしながら、Aさんは、今までこのような経験はなかった。当然現場にも、「聴覚障がいのある人」と働いた経験者はいない。そこで、現場の意見を聞きたいと、Aさんがヒアリングに行くが、

「これは道徳的には行うべきことです」
「法律で決まったことですから」

と言う答えしか返ってこない。しかし、その後

「でもなんとなく不安なのです」

と言う本音が漏れてくる。特に管理職まで行くと、ある程度は自分の言いたいことをまとめていえるが、現場のリーダー的な者まで降りてくると、自分の言いたいことをまとめることもできない。

 そこで、Aさんはハローワークなどの支援機構に相談する。そこでは、今までの「障がい者雇用」の実例データがある。その中で、導入前の色々な現場の不安についてての情報を探してみる。そうして、自分たちの職場に近い事例を探し、現場の人間たちにこれではないかと、再度ヒアリングを行っていく。そこでは管理職も間に入って、色々解説する。こうした過程を経て、

「現場の言葉に出せない不安を『見える化する』」

ことができるようになる。

 また、雇用後の事例を見せることで、もう少し不安や、現状の不備が見えてくるだろう。

 このような情報提供の道具として、IAを上手に使えるとよい。ただし、思い込みの激しい場合には、自分の都合の良い事例しか見ない人がいる。これは逆効果になる。この問題の解決には、上手な使い方を示し、使える人間の選択の仕組みも必要だろう。

 

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