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2019年8月13日 (火)

儒教について

 前に書いた、韓国に関する記事に関連して、私が儒教を正しく認識していないことがわかった。ここでもう一度勉強し直しておく。

 まず、儒教そのものは紀元前551~479の孔子の教えに始まる。孔子の教えは、その時代が荒れていることを悲しみ、古代の聖人の治世のように、秩序だった世界を求めるため、孝悌などを大事にすることを求める。その後、孟子(紀元前372~289)が教えを整えて、王道政治や易姓革命を説いた。

 儒教の教えは。五常(仁・義・礼・智・信)の徳性を正しくすることで、五倫(父子、君臣、夫婦、長幼、朋友 )関係を維持することにある。また、支配者は、

「徳があるから天に任されている。」

「徳がなくなれば革命が起こる」

と「天の代行としての王朝」と考えている。

 さて、この孔孟の教えは、その後千年以上の時を経て、宋の時代に、朱子(1130~1200)等により、ますます精密な理論になっていく。上にも書いたように、儒教は支配者の秩序を肯定し、臣下に服従させる一面があり、支配者にとって都合のよい学問でもあった。そこで、法律なども儒教の精神を反映させルことを考え、科挙の制度ができていく。つまり、儒教を理解する「徳のある人間」が支配する制度である。

 朱子は、孔孟の教えを整理し、四書を作った。大学->論語・孟子->中庸と読む体系となっている。

 しかし、ここで大事なことは、孔孟より千年の時を経ても、

「昔の教えが大切である」
「古代の聖人の政治を理想とする」

発想がそのまま残っていることである。

 私たち、西欧文明の影響下では、

「社会は進化する」

と言うことに疑いがないが、儒教文化では、それが成立しないことに注意して欲しい。

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