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2019年8月11日 (日)

羽田空港への進入路変更について

 羽田空港への進入路変更の議論が今起こっている。市街地の上を飛ぶと言うことで、騒音問題や落下物の可能性を色々と議論している。

 しかし、この議論をについて、大阪の豊中に居住していた者としては、非常に腹立たしい感じがする。私の言っていることを、実感するために、今も、新聞などが取り上げている、森友学園問題の現場に一度行ってほしい。しかもコースは電車で行ってほしい。最寄り駅の阪急庄内を降りると、その上には大型飛行機が着陸姿勢で飛んでいる。ほんの数キロ先の大阪空港へ向かって、着陸姿勢で入ってくる。

 現在は、飛行機の改善もあるので、大分ましになったが、私が子供の時代の1960年代などは、騒音がひどいし、朝早くの飛行機もありまともな睡眠も保証されていない。なお、当時の家の状況は、木造住宅が多く、冷房なども贅沢品であった。新設の小学校の鉄筋コンクリートの学校校舎ができたが、飛行機騒音に対して防音も入れた。ただし、高価な冷房は入れることができなかったので、暑さに耐えかねて、窓を開けて授業したので飛行機の騒音で声が聞こえないことは頻繁に発生していた。森友学園は、このような大阪空港の進入路付近に設置計画された学校である。

 このような状況で育った、大阪の住人にとっては、羽田の進入路変更で騒ぐ、東京の人々は、地方の人間のことなど、無視しているのだなと思ってしまう。

 ただし、空港騒音問題に関しては、裏側の議論がある。先ほど書いた、1960年代の豊中市、特に庄内地区は、急な造成による、文化住宅があふれていた。昨日まで田園、そこに瓦などが放り込まれて埋め立てられる。すぐに、文化住宅が誕生して、大阪への三十分以内の通勤圏と人が入っていく。このような文化住宅の老朽化問題は1960年代末から、豊中市の知恵ある人は考えていた。彼らが編み出した手法は、

「天から降ってくる金の利用」

「空港騒音対策費」

である。空港騒音に耐える、防音住宅をを作る。特に1970年代になると、冷房完備の鉄筋コンクレートの住宅も可能になる。こうした、地域の改造計画が、空港騒音対策事業と関連して行われていった。この中には、阪神大震災による、被害も絡んでいる。先ほども言ったように、軟弱地盤を基礎も弱く造成してた状況は、震源から離れた地域でも家屋の倒壊などを引き起こした。これに対して、復興予算を使って、ますます高層マンションなどの建築を進めて、庄内地区は生まれ変わったのである。

 なお、このような補助金が多く投入されると、地価などは当然高騰する。一方、昔の造成の付けは残っているので、

「堀れば何か出てくる」

のも事実であり、Kさんのようにごてる人間なら、色々とクレームをつけたであろう。

 このように考えると

「現場を見ないで議論している人が多い」

と思ってしまった。

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