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2019年10月22日 (火)

小学校時代の繰り返し鍛錬の効果

 ここしばらく、天才の話を書いた。しかし世の中は、天才だけで動くモノではない。そこで凡人が、より力を付けるための話を書いてみよう。

 私の経験では、小学校の算数の問題集をたくさん解くことが、その後に役立つことにつながってくると思う。

 まず図形問題である。現在の小学校の状況を、正確に把握していないので、的外れかもしれないが、私の考えでは

「定規とコンパスを使って色々な図形を描く。」

この体験が大切だと思う。定規を使うためには、力の入れ方などスキルが必要である。これは繰り返し練習することで身につく。しかし、自分で図形を描くことには、もう一つ大事な体験がある。それは

抽象化して考える基礎体験

である。例えば、定規とコンパスで『二等辺三角形』を描いても、実は鉛筆の太さや定規のずれなどで、同じ長さとはいえない。また、1辺が5センチの正方形を書いても、色々と誤差ができてくる。しかし先生が採点して○を付けるとき、

「多少のずれは無視して同じとみる」

と言う経験をする。これは、物事を抽象化して考える土台になる。このような経験が薄くて、いきなり幾何学の合同の話や、抽象的な太さがない『線』で考えるから、現実と理論のつなぎができなくなっていく。今の教育では、このような手を動かす体験の意味を考えていないことが多いと思う。

 さて、算数問題のもう一つの重点は、文章題の訓練である。私は、悪名高い鶴亀算などの文章問題を解くことは、問題の意味をきちんと考える訓練として大切だと思う。極端な話、国語の読解力と言っても、算数の文章問題が描く世界を、きちんと理解できればよいと思う。この訓練ができれば、かなりの成績アップが望めるのではないかと思う。

 なお、算数の世界だけで寂しいと思う人は、余裕があれば、図鑑などを買い与えて、色々な絵を見せることもよいと思う。学習漫画もよいかもしれない。このような全体像のイメージを持つことも大事だと思う。

 

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