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2019年11月17日 (日)

本当の『親的立場』を育てるために何が必要か

 先日から書いている、地方創生の話等では、

「色々な人を生かすための親的立場」

の人財の重要性が見えてくる。例えば、日経BPの記事にあった、釧路市の例でも、

「助けを求める商店街」 

の人たちが描かれている。そこでこのような人を育てるために何が必要か、少し考えてみた。まず、私の会社生活で見た、失敗例から

  1. A部門は『本質的に平等主義』であり、年期が来ればよほど問題でない限り課長になる
  2. B部門は『エリート選別主義』であり、新入社員から幹部候補生を選別して育てている

この二つの部門について、どのようなことが起こっただろう。まず、A部門の場合には、部門の将来のビジョンを描く人間が育たなかった。従って、市場の変化について行けず、リストラ対象部門となってしまった。一方、B部門においては、出世コースの2番手人材の一部にモラル低下が激しく起こり、トラブルが発生している。

 上記のA部門のように、平等主義をはき違えると、衆愚政治的になってしまう。一方、エリート育成の選別が激しくなると、それ以外の人間のモラル維持が難しくなる。特に『建前としての平等性』で育っただけに反発が大きい。

 この問題の解決策は、多様な価値観で物事を見るように、皆を育てることから始めるべきではないかと思う。今の学校教育は、成績という一本道で評価しようとする。会社に入れば地位と給料で評価する。このような単純な出世の道のりではない。色々な見方、色々の人の反応が寄り集まってできている世界、これを親の立場ですべて観て、その幸せを考える。この喜びを本当の喜びと考える人間を育てることが大切ではないかと思う。

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